債務整理（借金問題）

まず、借金の返済が滞ってしまった場合の一番大きなリスクは、ご自身の財産が差し押さえられてしまうことの危険性があることです。

具体的には、給与の差押え（手取りの４分の１）、預金口座の差押えが考えられます。

また、その他の動産（自動車や高価な貴金属類等）の差押えのリスクも生じます。

住宅ローンを滞納すれば、抵当権が実行され、競売にかけられたうえ、ご自宅を失うこともあり得えます。

このような時に、ご自身で借入業者と交渉し、返済の約束を取り付けることが考えられますが、これはあまり勧めることのできない方法であると思います。

業者はご自身の経済状態を把握しているわけではありませんし、交渉により、有利な条件を得られるとは限らないからです。

そこで、専門家である弁護士を介入させたうえで、ご自身にとって最も有利な解決策を模索することをお勧めいたします。

弁護士を介入させて行える手続は大きく3つあります。

１つ目は「任意整理」と呼ばれる手続で、現在残っている債務額を分割して返済していく手続（これを「債務整理」と呼ぶ方もおられますが、正確な名称ではありません。）。

２つ目は「個人再生」と呼ばれる手続で、現在残っている債務額を圧縮したうえで、これを原則３年間で返済していく手続です。

３つ目は「自己破産」と呼ばれる手続で、現在残っている債務額をゼロにする手続です。

破産という名称自体はニュース等でご覧になる機会もあるかと思いますので、ご存じの方が多いかと思います。

上記の任意整理、個人再生、自己破産のうち、どのような手続を採ればいいのかご自身のみで判断するのは難しいかと思われます。

また、ご自身の借金のことについて、おいそれと他人に相談することもできないかと思われます。

そこで、専門的な知識や経験を持つ弁護士にご相談して、ご自身の現状に最も適した手続を選択していただくことが望ましいと思います。

債務整理の無料法律相談を行っている法律事務所も多いので、借金の返済が滞ってしまった際には、是非一度ご相談していただくことをお勧めいたします。

お早めにご相談していただくことで、債務整理を行う上で法律上あるいは実務上やるべきこと、やってはならないことをアドバイスすることができるので、今後の手続をスムーズに進められることも期待できます。

現に、債務整理のご相談される方でも「あと数か月でも早くご相談していただければ…」というケースが少なからず存在します。

以上のように、ご自身で悩まれるより、まずは弁護士にご相談していただくことが、解決への糸口を見つける近道となりますので、お気軽にご相談していただければと思います。

弁護士の無料相談は、通常、時間制限が設けられています。

限られた時間を有効に使えるように、あらかじめ、聞きたいことなどをメモなどにまとめておくと、相談したい内容を漏れなく伝えることができるかと思います。

また、債務整理の相談では、債務の状況が重要な情報となりますので、ある程度正確な情報を弁護士に伝え、適切な提案をしてもらうことができるように、借入先の情報や借金の金額、返済額などを把握しておくことも大切です。

その他、債務整理にあたって何か希望がある場合には、それも伝えられるようにしておくとよいかと思います。

借金の状況等によってできることとできないことはありますが、最初にきちんと希望を考慮した検討をしたかどうかによって、その後納得して手続きを進められるかどうかが変わってくるのではないでしょうか。

無料相談では、債務整理を行った場合の見通しなどについて、弁護士に相談することができます。

弁護士の話を聞き、不安・疑問に思うことも生じることと思います。

生じた疑問点等をそのままにせず、弁護士に質問し、無料相談を活用して債務整理に対する不安・疑問を払拭することができるとよいかと思います。

不安や疑問にしっかりと答えてくれるかどうかで、その弁護士がどれくらい債務整理を得意としているかも分かることがありますので、依頼するかどうかを判断する材料になるかと思います。

弁護士との相性は、実際に話してみないと推し量ることができない部分かと思います。

無料相談であれば、費用負担を気にせず、気軽に弁護士に相談することができ、弁護士との相性を確認することができます。

債務整理を安心して任せられそうか、何か問題があったときに相談しやすそうかなど、依頼後のことをイメージしてみてください。

また、無料相談を通じて、弁護士との相性だけでなく、抱えている問題についてその弁護士がどのような対応をとれるのかということや、債務整理の費用などを他の事務所と比較検討することもできるかと思います。

債務整理をお考えの方は、まずは無料相談をご活用ください。

借金を返済するために新たな借金をするなど、自転車操業を続けていても根本的な解決にはなりません。

こういったことをしなければならないということは、毎月の収入の中から借金の返済に充てる金額を捻出できていないという状況に陥っている可能性が高く、このままでは、収入が増えたり、生活費を大きく減らしたりできない限り、借金が雪だるま式に膨らんでしまうおそれがあります。

借金が大きくなる前に、お早めに、債務整理をご検討ください。

⑴　利息分の返済しかできていない

⑵　自力での返済が困難

長年借金の返済を続けているが、完済の目途が立たないというような場合は、債務整理という方法があります。

債務整理にもいくつか方法があり、それぞれ特徴が異なります。

中には、生活への影響をできるだけ抑える形でできる手続きもあります。

自分には債務整理が必要なのか、どのような方法が適しているのか、債務整理をするとどうなるのか等、債務整理の不安・疑問に弁護士が答えさせていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。

インターネットが発達した現代では、インターネット上で検索して弁護士を探すという方法が最もメジャーになったと言っても過言ではありません。

インターネットで弁護士を探す場合、GoogleやYahooなどの検索サイトに、例えば「債務整理　弁護士　藤沢」などと入力して検索をすると、藤沢周辺に事務所があり、債務整理を取り扱っている弁護士のホームページが見つかると思います。

そのホームページの記載内容を見ると、債務整理についてどれくらい詳しいか、取り扱ってきた実績があるかなど、ある程度把握することができると思いますので、それらを見て自分に合いそうな弁護士を探してみると良いです。

各都道府県に弁護士会という組織が置かれています。

法律相談センターは、弁護士会が運営する相談窓口で、弁護士の紹介等を行ってくれます。

法テラスとは、収入や資産が少ない方でも弁護士に相談・依頼をすることができるよう、弁護士費用を立て替えて支払ってくれる公的機関です。

法テラスに相談すると、債務整理を取り扱っている弁護士を紹介してもらうことが可能です。

ただし、ご収入の程度によっては法テラスが利用できない場合もありますので、事前にご確認されることをおすすめいたします。

知り合いの紹介を通じて弁護士に相談するということも可能です。

ただし、この場合はその弁護士が債務整理を得意としているかどうかを確認しておく必要があります。

例えば、友達が離婚のときにお世話になった弁護士に相談するとなりますと、その弁護士には債務整理の経験がほとんどない場合も考えられるからです。

弁護士を探す方法の代表的なものを紹介いたしました。

もっとも、いずれの方法でも実際に弁護士に相談してみなければ、その弁護士が自分に合っているか、信頼して任せることができるかを判断することは難しいと思います。

特に弁護士会や法テラスの紹介の場合、自分で選んで相談したわけではないので、実際に相談してみたら対応がよくなかったという話もよく耳にします。

そこで、いずれの方法で弁護士を探すにしても、実際に相談をして、弁護士の雰囲気や相性を推し量り、解決の見通しを確認した上で、その弁護士に債務整理を依頼するかどうかを判断した方がよいと思います。

相談をしてみて違和感や不安があるような場合には、それをそのままにせず、依頼する前にもう少し質問したり、他の事務所で改めて相談してみたりすることも大切です。

債務整理は業者ごと、裁判所ごとに運用が異なるため、そういった特徴にも精通しているかどうかという点も弁護士を選ぶ際の大切なポイントとなります。

日頃から債務整理に注力しており、得意としている弁護士をお選びいただくと安心かと思います。

当法人では、債務整理に関するご相談は原則として何度でも無料となっていますので、ご相談もしていただきやすいかと思います。

債務整理を得意とする弁護士がご相談を承り、お客様の状況に合った方法をご提案いたしますので、安心してお任せください。